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肩こり、腰痛、ひざ痛。全てはここから!不調改善の基礎を徹底解説

東京都世田谷区下北沢のパーソナルトレーニングジム 

One and onlyの佐々木です。

色々と不調に対してのアプローチ方法がネット上にたくさん出ていますが、

これらは改善の基礎ありきのものばかりです。

ここを疎かにしてしまっては、効果が半減してしまうことも多いだけでなく更なる不調の原因に繋がる恐れがあります。

 

なぜ、どこに行っても姿勢ばかり注意されるの?

赤ちゃんからお年寄りまで等しく、絶えずかかり続ける負荷があります。

それは、重力です。

姿勢が整っている状態は、重力下でも身体に負担がかからず、うまく重力を利用できる様な構造になっています。

しかし、人は目のある正面の方向に注意が集中し、活動も正面方向が多いため、身体が前に傾きやすくなってしまいます。

その結果、前に身体が傾く事を阻止し、身体を安定させるために、身体の後ろのについている筋肉(脊柱起立筋が過度に活動します。

この様に身体は、第一優先で身体を安定させる為に筋活動を行います。

その為、マッサージをしてその時治っても、時間が経つにつれて症状がリバウンドする事が多くなります。

 

正しい姿勢とは?

よく正しい姿勢というと横から全体的にみたものが多いと思うのですが、ポイントとなる三箇所をチェックしましょう。

下記の写真をご覧ください。

ポイントとなるのは首と肋骨、骨盤です。

ポイントを細かく探すのは、とても難しいので簡単な指標をお伝えします。

・首(左図)

壁に背中と後頭部をつけた状態で顎を90°の状態であれば正常です。

・肋骨とASIS[上前腸骨棘](左図)

肋骨のハの字のカーブが終わるポイントと腰の出っ張っている骨が床に対して垂直であれば正常です。

・右図の5つの点

耳の穴からの垂線上にある肋骨の一番下(両側)と腰の出っ張り(両側)と恥骨が全て床に対して垂直であれば正常です。

この正しい姿勢を取るだけで、上がらない肩が上がったり、腰痛が軽減されたりすることもあります。

 

不調改善の基礎知識はここから!

・分離と共同

人体は様々な筋肉や関節があります。それらには決まった可動域があり、決まった「動き」と「固定」する部分があります。

動作時には、それぞれの役割を協同して行う必要があります。

・重力・重心・床反力

前述した通り、身体は常に重力に抗って生活を送っています。

しかし、ひとは前に向かって活動が多い為、重心が前方に移動してしまい、無駄な筋活動が生まれます。

無駄な筋活動をなくす為に、重力下に身体を置く必要があります。

・キネティックチェーン

人間の運動動作は、1つの筋肉だけで行われているわけではなく多くの筋肉が連鎖(チェーン)して起きていると言われています。例えばランニングのときは、力は地面から足の筋肉を伝わり、お尻、体幹、上肢へと伝達され前進していきます。

もし、その連鎖が途中で途切れてしまうと、地面からのエネルギーが途切れてしまい、上肢まで力が伝わらず効率の良い動作が生まれないばかりか、連鎖が途切れた部分に傷害が起きてしまうことも考えられます。

関節の適合性

関節が適切なポジションになければ、侵害受容器という侵害刺激を電気信号に変える器官が働いてしまいます。

侵害刺激とは痛みをもたらし、組織の損傷を引き起こすような刺激です。

この侵害受容器が働いている状態では、身体を守る為に筋活動を抑制します。

筋活動を十分に行う為には、関節のポジションをよくする必要があります。

 

まとめ

不調の改善をするには、まず姿勢を整える事が大切です。

なぜなら、身体は第一に安定させる為(身体への負担を避ける為)に筋活動を行うからです。

姿勢を整えた上で、体幹を安定させたままトレーニングを行う事で、不調の改善につながります。

それだけでなく、美しい身体づくりにも不可欠な要素なので、姿勢を整える重要性を今一度理解しましょう。

 

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