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花粉症にならないための対策“ビタミン編”

こんにちは。

東京都世田谷区下北沢のパーソナルトレーニングジム

One and onlyの佐々木です。

花粉が増えてきて、

“最近は花粉もひどくてよるもゆっくり眠れない。”

“くしゃみが酷くてイライラする。”

なんて方も増えてきたのではないでしょうか。

 

今回は、知っていそうで知らないビタミンの話をしていきます。

 

花粉シリーズはこちらから!

 

目次

1:花粉症とビタミンの関係性

2:ビタミンDの働きについて

3:ビタミンDの増やし方

3-1:生活習慣とビタミンD

3-2:食べ物とビタミンD

4:ビタミンDは取りすぎ注意

5:まとめ

 

1:花粉症とビタミンの関係性

 

何かと身体の不調があるときに出てくるビタミンについてですが、花粉症にも深い関係があります。

花粉症は主に免疫機能の異常のため、花粉症対策で一番大切なものは、

ビタミンDです。

ビタミンDというと、骨密度を保つビタミンとしてよく知られているので、なぜ花粉症に?と思う方もいるのではないでしょうか。もちろん骨密度を保つためにも働いてくれますが、これはビタミンDの働きの一部でしかありません。ビタミンDは、細胞の分化に関われば癌に影響を与えることもありますし、免疫機能に関与すれば花粉症などのアレルギー症状に影響を与えることがあります。このように多方面に活躍してくれるのが、ビタミンDです。

 

2:ビタミンDの働きについて

 

ビタミンDは、骨の成長や再生、細胞増殖、細胞分化調節、免疫調節、骨格筋作用、血圧調節など多岐にわたり活躍しています。その中でも、花粉症に役立っている働きが免疫調節機能です。

 

花粉症になる要因は大きく分けて2つに分類されます。

・免疫細胞の識別エラー

・抗体の蓄積

 

メカニズムとしては、粘膜にくっついた花粉のタンパク質成分(抗原)をマクロファージという免疫細胞がキャッチしてT細胞に情報が送られ、さらにT細胞からB細胞に情報が送られることで抗原に対する抗体が作られます。そして、同じ形の花粉の光源が来ると、それに反応してB細胞が抗体を分泌蓄積して、花粉症の症状が起こります。

この抗体ができるのを抑制してくれているのがビタミンDです。そのため花粉症を抑えるためにも非常に重要なビタミンとなっています。

 

3:ビタミンDの増やし方

 

3-1:生活習慣とビタミンD

 

ビタミンDを増やす上で一番大切なことが、日を浴びることです。ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内で合成されます。紫外線の中でも、日焼けを引き起こすU V Bが皮膚に当たると肝臓や腎臓の働きを経てビタミンDを合成してくれます。

 

冬場は夏場の1/4〜1/5ほどの紫外線量になってしまうため、冬場はより気をつけて日を浴びる必要があります。また、オフィスワーカーの方は、ビタミンD不足になっている場合が多いのでより注意しましょう。

 

とは言っても、日焼けしたくないという方もいると思いますので、そういった方には、食品でとるようにしましょう。

 

3-2:食べ物とビタミンD

 

日焼けがどうしても嫌という方は、食べ物やサプリメントから取る他ありません。しかし、そうはいっても気をつけて取ることは非常に難しいと思います。そこで、効果的にビタミンDを摂取できる食べ物をご紹介していきます。

 

体内で仕事をしてくれるビタミンDは、ビタミンD2とビタミンD3です。

その中でもビタミンD3はビタミンD2の2倍働いてくれます。皮膚で合成されるのもこのビタミンD3です。

 

ビタミンD3を多く含む食べ物は、あんこう、ニシン、鮭、イワシなどの魚介類です。卵黄やバターにも含まれています。

ビタミンD2を多く含む食べ物は、キクラゲ、椎茸、しめじなどのキノコ類。

できれば、活性力が2倍のビタミンD3を多く含んだ魚を使った料理を1日1回とることをお勧めします。

 

4:ビタミンDは取りすぎ注意

 

摂取することで、数多くのいいことをもたらしてくれますが、いいことばかりではありません。

取りすぎることで、引き起こされる可能性がある症状が、食欲不振や体重減少、多尿、不整脈などがあります。重症化すると、血管や組織の石灰化が起こり、腎結石などのリストが上がります。

 

ビタミンDの推奨される安全な上限はこちらです。

幼児:1,000~1,500IU/1日

1〜8歳の小児:2,500~3,000IU/1日

それ以上:4,000I U/1日

4000I U=100μg

 

食品から摂取量の目安はこちらです。

成人:220IU=5.5μg

 

これではイメージしづらいとおもますので、食品別に載せていきます。(100gあたりのμg)

ビタミンD3の多い魚介類

・あんこう:110

・しらす:46~61

・焼き鮭:38.4

・焼きさんま:15.9

※I Uの計算は数字に40倍すれば計算できます。

 

スーパーでよく売られている鮭の切り身は一つで70−80gありますので、毎日食べれば推奨量を超えることができます。しかし、摂取だけでは足りないのでしっかりと日を浴びることが不可欠となります。

 

5:まとめ

 

花粉症は免疫機能の異常によって引き起こされています。今症状が起きている方は、花粉が入ってくるごとにたくさんの抗体が分泌され、それが蓄積されることで花粉症の症状が出ています。そのため、抗体の分泌を抑制しなければいけません。

そこで、活躍してくれるのが、ビタミンDです。(特にビタミンD3)

ビタミンDは日を浴びることや魚介類を食べることによって、増やすことができます。日焼けが嫌な方は魚介類に加えてサプリメントを取るようにしましょう。

しかし、過剰に取りすぎると身体に害になりますので、そこだけ注意が必要です。

 

ビタミンDは、花粉症などのアレルギー症状だけでなく、骨の丈夫さや癌予防、その上筋肉の働きにも関わってきます。しっかりと身体の中でビタミンDを増やし、アレルギーがなくいつまでも健康な身体づくりをしましょう。

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