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リラックスすることを忘れてる?情報の多い今だからこそやらなければいけないこと

こんにちは!

東京都世田谷区下北沢のパーソナルトレーニングジム 

One and onlyの佐々木です。

 

昔と比べて人間関係で気を使ったり、都会の騒音があったり、選択できる情報が増えたりとストレスを感じる機会が増え、リラックスできないようになっている方が年々増えています。

その為、ストレスを解消するためにリラックスグッズが増え続け、それに頼らざるを得ない状況になっています。

例えば、アロマオイルを使ったルームディフューザーや抱き枕、アイマスクといったグッズが無いと寝付けないなんて方もいるでしょう。

グッズを使うことは悪いことではありませんが、自分自身で身体をコントロールできるようにならなければ、徐々に自分の身体が蝕まれていきます。

 

 

リラックス出来ないのは、SMAだから

 

まず、SMAとは何か?

SMA(sensory-motor-amnesia)は、感覚運動健忘症と呼ばれ、トーマス・ハンナという方が提唱した概念です。

感覚運動健忘症は、身体が本来の動かし方、感じ方を忘れてしまったために起こる現象です。

これは、ストレスなどによって、意図せず身体に力が入ってしまい、それが習慣的に起こることで、無意識化してしまったために起こります。

意図的に身体をリラックス出来なくなってしまうことで、肩こりや腰痛、頭痛など多種多様な症状を引き起こしてしまいます。

 

 

リラックスは脳から?

SMAのように身体がリラックスする事を忘れてしまう状態は、脳幹と呼ばれる脳の一部で起きています。

そのため、まずは脳幹にある副交感神経を司る神経の働きを良くすることが大切です。

12対ある脳神経でも副交感神経を司る神経は下記の3対しかありません。

・動眼神経

・顔面神経

・迷走神経

 

今回は、迷走神経にフォーカスをしてアプローチしていこうと思います。

迷走神経の機能として、

・心拍数の調整

・胃腸の蠕動運動

・外耳道の体性感覚

などがあります。

 

神経の走行の特徴としては、

・頸動脈孔(頭蓋骨)を通り、頸動脈に沿って下降する。

・横隔膜の食道裂孔を通り、食道に沿って下降する。

神経の走行上に関わる筋肉の影響を受けてしまいます。

迷走神経としては、胸鎖乳突筋や横隔膜などによって影響を受けます。

 

 

リラックス効果を最大化する方法

リラックス効果を最大にするために脳神経である迷走神経の働きを良くする必要があります。

 

・胃腸の動きを良くするための健康的な食生活

まごわやさしいをベースとした和食を取ることで、胃腸の働きを良くしていきます。

それに加えて、30回以上噛むようにしてから飲み込むようにしましょう。

また、炭水化物を抜くのは言語道断のため、お気をつけください。

 

・耳の緊張をとる(揉んであげるだけでも可)

迷走神経は外耳の体性感覚(皮膚感覚や内臓感覚のこと)を司ります。

外耳は、耳の外側から鼓膜までを指します。

そのため、耳を揉んであげたり耳かきをしてあげるだけでリラックス効果を得ることができます。

 

・正しい呼吸を身につける

まずは自分自身の呼吸をチェックしてみましょう。

1:膝を曲げ、仰向けにねます。

2:胸とお腹に手を当てます。

3:目を瞑って静かに呼吸します。

 

このときに、胸とお腹両方ともしっかり膨らんだ方は正しい呼吸が出来ている可能性が高いです。

改善のエクササイズはまた違うブログで記載していきます。

 

 

まとめ

現代は、脳が処理できないほど情報量が増え続けています。

そのため、「ストレス社会」と呼ばれ、自律神経失調症や日常的に不調を抱える方が増えてしまっています。

リラックスグッズに頼るのもいいですが、食事や呼吸に気をかけて運動することで脳がリラックスできる状態を作りましょう。

 

 

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