肩こり改善はここから!根本改善を目指した3ステップ
こんにちは!
東京都世田谷区下北沢のパーソナルトレーニングジム
One and onlyの佐々木です。
月の肩こりについての検索件数が10万件を超えているほど、肩こりに悩んでいる方は多くいます。
その為、肩こりについての記事もたくさんあります。
しかし、記事がたくさんあることで正しい情報を見極めることがとても難しくなっています。
今日は、肩こりを治す上で不可欠なポイントを載せていますので、見極める際の材料としてご活用ください。
なぜ、肩こりはおきるのか?
まず、末端の原因としては肩周辺の筋肉が緊張し、血流が阻害されることによって引き起こされています。
肩周辺の筋肉が緊張してしまう生活習慣としては下記のものがあります。
・長時間のデスクワーク
・長時間のスマホ操作
・過剰なストレス
・エアコンや外気による冷え
・猫背
・慢性的な運動不足
・偏った食生活
・早食い
・睡眠不足
など多岐に渡ります。
もう少しかみ砕いていくと、
・自律神経の異常
・過剰な筋緊張
・内臓疲労
・代謝の低下
が原因となります。
改善するための3ステップ
1:健康的な食事を心がける
健康的な食事の代表格として、和食があります。和食のような穀類を主体として発酵食品を用いた食事はとても身体によく、特に腸の働きを良くしてくれます。
胃腸の働きは副交感神経を司る迷走神経の管轄でもあるため、自律神経を整えるためには不可欠です。
また、一定時間をかけた多咀嚼活動(物を噛む時の行為)は、副交感神経を優位にしてくれます。
それだけでなく唾液の分泌も増えるため、消化活動に負担がかからないという利点もあります。
2:寝る前に5分間の瞑想をする
ストレスを感じると糖質コルチコイド(コルチゾール)というホルモンが分泌されます。このホルモンは、ストレスに対抗したり、炎症を抑えたりしてくれるため、短期的にはストレスに対していい働きをしてくれます。
しかし、継続的なストレスを受けることで、脳の前頭連合野(46野)が記憶してしまい、継続的に糖質コルチコイドが分泌するような環境を作り上げてしまいます。
その結果、自律神経が崩れたり、細菌への免疫力が弱まったり、記憶力を低下させたりしてしまいます。
瞑想はこの糖質コルチコイドの分泌を抑制してくれます。
また、左海馬や側頭頭頂接合部において灰白質(かいはくしつ)の密度が増加したという研究報告もあります。前者は、感情コントロールに関係し、うつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)の人では小さくなっていることが知られている部位であり、後者は思いやりや共感に関わっている部位です。
瞑想のやり方は目をつぶって、意識的に自分の呼吸を行います。
3:軽い運動を行う
軽い運動は筋活動を伴うため、血流を促し代謝を上げてくれます。
それだけでなく、ストレスを解消する為のホルモンがたくさん出てくれます。
・脳由来神経成長栄養因子(BDNF)
・インシュリン様成長因子(IGF-1)
・線維芽細胞成長因子(FGF-2)
・ 血管内皮成長因子(VEGF)
・心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)
などいずれも前述のコルチゾールの働きを抑えてくれるホルモンです。
以上のホルモンだけでなく、精神安定効果のあるセロトニンや快楽を与えるドーパミンなども分泌されます。
運動は身体的にも精神的にも一石三鳥ほどの効果もある為、是非取り組みましょう。
まとめ
肩こりの根本的な原因は下記の4つです。
・自律神経の異常
・過剰な筋緊張
・内臓疲労
・代謝の低下
改善する為に第一にやるべき事は、下記の3ステップです。
・健康的な食事を心がける
・寝る前に5分間の瞑想を行う
・軽い運動を行う
これらの3ステップをした上で、肩を回したり、筋トレをしたり、マッサージをしたりすることで根本的改善に繋がります。
不調の原因は、不調が起きている部位に無いことがほとんどです。
何かを改善したい時は、1箇所だけに目を向けず、全体に目を向けましょう。